【初心者向け】初めてのワインの資格はどっちがいい?ワインエキスパートとWSET レベル2の違いを徹底比較!

WSET講座の風景

最初にワインを学んで資格を取ってみたいなと思うと、必ずぶつかるのがこの2大資格の選択です。難しそうな専門用語や、分厚い教本を前に「私にできるかな…」と不安になる必要はありません。

結論から言うと、初心者が最初に挑戦し、挫折せずにテイスティングの基本を身につけるなら「WSET Level(レベル) 2」からスタートするのが圧倒的におすすめです。

この記事では、両方の資格の違いを徹底比較しながら、「なぜWSETから学ぶとワインがもっと楽しくなるのか」を分かりやすく解説します。

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結論から言ってしまいますが、独学でいきなりテイスティングを始めるよりも、一定の型を学ぶ機会を得ることができるWSET レベル2が非常にオススメです。ワインエキスパートの二次試験のテイスティングで悩むということをなくすことができるので、順序的にも理にかなっていると思います。

目次

【基本知識】ワインエキスパートとWSET Level 2の違いとは?

まずは、初心者が混乱しやすい2つの資格の全体像をスッキリ整理しましょう。以下の表をご覧ください。

比較ポイントJ.S.A.ワインエキスパートWSET Level 2 Award in Wines
主催団体日本ソムリエ協会(日本国内)WSET(ロンドン本部・世界70か国以上)
学習の目的世界中の産地や法律を「広く・深く知る」ワインの味わい(スタイル)が決まる「仕組みを理解する」
勉強スタイル膨大な教本からの「暗記重視」型気候や醸造法から味を導く「理論重視」型
テイスティング試験あり(品種や産地を当てるブラインド)なし(※講義内で徹底的に練習のみ)
1次(筆記)試験CBT方式(パソコンで約120問解答)※2次試験でテイスティング試験があります。マークシート方式(50問中28問正解で合格)

J.S.A.ワインエキスパートは、日本国内で最も知名度が高く、ワイン好き憧れのブドウの「金バッジ」がもらえる資格です。一方、WSET Level 2は初学者向け(予備知識ゼロからスタートOK)に作られた国際資格で、「なぜこのワインはこの味になるのか?」を論理的に学ぶことに特化しています。

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結果論だけですが、私はワインにハマった時期である8月は、すでにワインエキスパートの申し込み時期が過ぎていたので、半年以上何かしら勉強する機会が欲しかったということがあります笑

初心者がいきなり「ワインエキスパート」で挫折しやすい理由

日本で有名なワインエキスパートですが、初心者がいきなり挑戦すると「2つの壁」にぶつかりやすくなります。

① とにかく「暗記量」が膨大すぎる

フランスのAOC(厳格なワイン法による原産地規則)や、村の名前、格付けの階級など、細かい知識を何百個も覚える必要があります。仕事や家事と両立しながらの独学は、途中で心が折れてしまう人が少なくありません。

② 「ブラインドテイスティング」のプレッシャー

2次試験では、ラベルを隠した状態で「ぶどう品種や収穫年、生産国を当てる」実技があります。テイスティングの「基礎体力」がない状態でここに挑むと、「当たった、外れた」という結果ばかり気になり、本質的な味わいの評価ができずに合格できないという事が起きてしまいます。

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ワインエキスパートの2次試験は1年に一回きりの試験なので、「外れたらどうしよう…」という恐怖との戦いになりがちです。しかし、私は事前にWSET Lv2を受講し「酸味やアルコール度数、タンニンなどの評価の仕方」の基礎を作っていたおかげで、エキスパート受験時もパニックにならず、心から自信を持ってテイスティング試験に挑むことができました。

初めての勉強に「WSET Level 2」をおすすめする3つの理由

「ワインの味わいをロジカルに紐解く楽しさ」を知るなら、断然WSET Lv2がおすすめです。その理由を3つ紹介します。

理由①:本番に「テイスティングの実技試験」がない!

WSET Lv2の最終試験は、「4択のマークシート50問」のみです。本番でワインを飲んで品種を当てるプレッシャーが一切ないため、スクールの講義中は純粋に「ワインの香りや味を探求する楽しさ」に100%集中できます。ちなみに、50問中28問の55%の正解で合格できるため、初心者でもしっかり手が届く難易度です。

理由②:世界共通のシートで「自分の好み」を言葉にできるようになる

WSETでは「SAT(体系的テイスティングアプローチ)」という世界共通のフレームワークを使います。外観・香り・味わいを順番にチェックしていくため、初心者でも「なんとなく美味しい」から、「酸味が豊かで、赤いベリーの香りがするから好き!」と、具体的に言葉で表現できるようになります。

理由③:暗記ではなく「なぜ?」がわかるから一生モノの知識になる

「涼しい気候だから酸味がシャープになる」「この品種は皮が厚いから渋み(タンニン)が強くなる」といった、『気候や造り方 = ワインの味』という方程式を論理的に学びます。丸暗記ではないため、試験が終わっても忘れない「一生モノのワインの選び方」が身につきます。

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WSET Lv2で「酸と気候の関係」や「品種ごとの骨格」を頭と舌に叩き込んだことで、その後にワインエキスパートの勉強をした際、膨大な暗記が「ただの丸暗記」ではなく「納得のいく知識」へと変わりました。Lv2の土台があったおかげで、エキスパートの勉強が驚くほどスムーズに進んだと実感しています。

【タイプ別】あなたはどっちを選ぶべき?

迷ったときは、ご自身の目的やライフスタイルに合わせて選んでみてください。

【WSET Level 2からスタートが最適な人】

  • まずは楽しく、自分の好みを言葉にする力(テイスティングの基礎)を学びたい人
  • 週末の趣味として、暗記地獄にならずに美味しいワインを飲みながらステップアップしたい人
  • ゆくゆくはワインエキスパートにも挑戦したい人(※WSETで基礎を作ると圧倒的にラクになります!)

【いきなりワインエキスパートに挑戦してもいい人】

  • 受験勉強のように、コツコツと細部まで暗記をしていく作業が苦にならない人
  • どうしても日本国内で評価されるあの「金バッジ」を早く胸につけたい人
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冒頭にも話しましたが、受験したいタイミングも重要だと思います。ワインエキスパートは、毎年1回しか受けられないので、いくつかのスクールで順次開講しているWSETよりは少しハードルが高めになってしまうかとは思います。

まとめ:最初の一歩を踏み出そう!

ワインの資格勉強は、決して「苦しい暗記」だけではありません。

WSET Level 2なら、世界のワイン産地を旅するように、テイスティングの基本を楽しく、そして論理的に学ぶことができます。もし将来的にワインエキスパートの資格が欲しくなったときも、ここで培ったテイスティングの自信と理論が、あなたを強力にサポートしてくれるはずです。

以下、関連記事で、WSETレベル2の試験問題例を作成していますので、ぜひ勉強のイメージを持つためにもぜひご覧ください!!

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この記事を書いた人

とある企業の会社員
突然ワインに目覚めて、その奥深さにハマる。
WSET Lv.3のほか、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート、チーズプロフェッショナル協会認定チーズプロフェッショナルも保有し、現在は、WSET Diploma(WSET ディプロマ)に挑戦中であり、最終試験の結果待ちまで来ている。
フランス留学経験もあり、10か国100か所以上のワイン関連の自治体を巡った経験を基に、ワインの情報や勉強をもっと気軽にできるよう、世界のワインの情報を統合してお届けできるようサイトを運営していきます。

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